大学生時代に流行ったもの
こんばんは。
皆さんが学生時代、流行っていたものって何ですか?
学生時代といっても幅が広いわけで、小学校から大学までと16年もあります(浪人していなければ、あくまでもというわけで・・・)。
また、流行ったものも様々にあるかと思います、その中でも一番思い出しやすいものってなんでしょうか。
今現在にまで影響しているもの、こと、がありまして。
それは僕が大学生の頃に流行った「言葉」です。
大学2年生くらいからかな、どこから出たかは知りませんがある言葉がよく言われるようになりました。
今でもたまに使うこともありますかね。
「ぶっちゃけ」です
当時、僕は経済学部におりまして、ゼミに所属していました。
ゼミの教授は僕ら2年生の他に4年生でもゼミを受け持っており、年に数回、先輩後輩の交流会のようなものをやっておりました。
その時、先輩方がめっちゃ言っていました「ぶっちゃけ」。
「ぶっちゃけ」の意味はもう皆さんご存じだと思うのでここでは触れません。
当時は会話の中で「ぶっちゃけ」ることができる人がかっこよく見えておりました。
自分から何かを発言する際にも「ぶっちゃけ」
相手に質問する際にも「ぶっちゃけ」
先生に対しても「ぶっちゃけ」
友人同士で「ぶっちゃけ」合う
そんな学生生活を送っておりました。
今になって「あれって何だったんだろうなぁ」って思うんです。
一種の洗脳のような状態であったのかなと思う。
「ぶっちゃけることができる人=優秀な人、できる人、人望厚い人」
みたいな感じでした。
今はねぇ・・・、
そうですね。
「ぶっちゃけー」って言ってくる人がいたら、
「いや、別にぶっちゃけなくて良いです」って答えるかな。
それにしても大学生時代、「ぶっちゃけ」はとても流行りました。
大学生時代の僕は男性の輪の中に入っていくのが非常に苦手な人間でした。
なんだろ、全ての男性は少なくとも僕よりも全てにおいて優れている、と考えていました。
その頃の僕は、目に見える数値で現れるような「成績」にはほとんど重きを置いておらず、外見と内面ばかりで比較をしておりました。
今となっては周りの人と比較をして、その上自分を卑下して格差をつけてしまうなんて、とんでもなく苦しいことだと分かるのですが、
先にも述べた通り、「ぶっちゃけ教」に洗脳されていた僕は「どうせ僕だからダメなんだ」と考えておりました。
ぶっちゃけることができない自分。
ぶっちゃけた者勝ち。
現在では「要は・・・」とか「つまり・・・」といった「要約したがりマン」だったり、
「極論・・・」とかいう「リミット外しマン」のような、口癖みたいになってしまっていましたね。
あとは「逆に・・・」、「っていうか・・・」みたいな「手の平返しマン」かな。
「そもそも・・・」といった「原点回帰マン」も多いですよね。
たまに言うなら何ら問題ない言葉でも、頻繁に使っていると癖になってしまって、なかなかやめられなくなる。
そしてその言葉の意味をあまり厳密に考えずに使うことで、文章として成立しなくなってしまう。
そういった日本語、特に口語の乱れ方には慎重に対応した方が良いと思うのです。
日本語は世界的にも習得が難しいと言われている言語の1つです(らしいです)。
その日本語を大切に扱うのも、粗末に扱うのも我々、現代人です。
その環境の圧や、風潮、場の流れ、のようなもので大きく変化することがないように、
また、これから日本語を勉強していきたい、とたくさんの方々に思ってもらうためにも、丁寧な言葉選びをしていきたいですね。
今日も皆さん、お疲れ様でした!