あつしの生き方日記

うつ病、HSPとの向きあい方、その他を書きます

減薬について

こんばんは。

前回の更新から66日も経ってしまったみたいです。

継続しないことには何にもならないわけですが、特別に発信する必要のない毎日を過ごしていました。

そっかぁ、もう2か月も放置してしまっていたんですね。

そりゃあ、誰も見ないよねー。

 

さて、ここ最近の僕についてですが、9月後半くらいに病院にて血液検査をしたのですが、肝機能の数値(γ-GTP)がかなり悪くなっており、「あ、やばい」って思いました。

そこで、完全な断酒+ダイエットをしようと考えました。

もしかしたら、お酒に関しては、今後一切飲めなくなってしまうかもしれません。

はっきり言って、「あ、やばい」という結果が出るまでは、暇があるとお酒を飲んでいました。

毎日ではありませんでしたが、一度に飲む量が多すぎました。

お酒が飲める年齢になって、もう20年以上が過ぎたわけですが、ここまで「やばい」と思ったことはありませんでした。

もう、感覚が狂ってるんですよね。

酔いながら、「まだまだ大丈夫」とか考えていました。

肝機能だけでなく、コレステロールとか中性脂肪なんかも、引っかかってしまいました。

自暴自棄を繰り返し、そのたびに暴飲暴食をし、結果として体重も過去最高になってしまいました。

 

あれから2,3週間が経ちました。

お酒は1滴も飲まず、そして食事制限、今は1日0.5~1食のみとしています。

水分はなるべく糖分を含んでいないもの、そしてカフェインのないもの。

となると、水か麦茶くらいになってきます。

運動もすると良いのですが、運動に関しては職場への往復の徒歩、また仕事内で体力を使う場面も多いので、だいたい1日10,000歩弱は歩いています。

個人的に腹筋を割りたいとか、ムキムキになりたいというわけではないので、敢えて別途トレーニングはしておりません。

仕事をしてくると、それなりに体力も気力も使いますので、疲れちゃうという感じですね。

あと、大きな変化として、精神科にて出されている薬を「なるべく飲まない」ようにすることです。

向精神薬も、こううつ薬もほとんど飲んでいません。

これまでは1日3回以上は必ず飲んでいた頭痛薬も、本当に無理な時以外は飲まないようにしています。

唯一睡眠薬だけは、怖いので飲んでいます。

一睡もできないとなると、仕事にも支障が出てしまうので・・・。

 

勝手に断薬をするのは良くない。

そうなんです。減薬についても、医師の指導の下、行われるのが望ましいと思います。

それは僕も充分に理解をしており、これまで何度も断薬、減薬を試みて失敗してきました。

「僕はこの薬たちと死ぬまで付き合っていかないといけないんだろうな」

というのが、これまでの僕の考え方でした。

本当にそう信じ切っていました。

 

ですが、ある強力な思いが沸き上がり、一気に考えが変わりました。

それは

「薬のない生活には、もう戻れないのだろうか?」という気持ちです。

きっかけがあって、

ふと「何の薬も飲まずに生活している人が羨ましいな」って思ったんです。

同世代40代ともなると、生活習慣病とかリスクが高まってくる頃ですので、「何の薬も飲まない」というのは言い過ぎかもしれません。

でも、もう約15年くらいですか?何らかの精神薬、睡眠薬を飲み続け、肝機能の異常はお酒だけじゃなく、薬の影響も大いにあると思うのです。

コロコロと変わる薬たち。効果がなかったなら、じゃあ次はこの薬・・・、それもダメなら、じゃあこれは?・・・

こんなことを15年も続けてきた。

その結果、何が変わった?

多くのものを失っただけでした。

仕事を失い、家庭も失い、お金も失い、家も失い、健康も失い。

ただ、仕事や家庭やお金、家というものは、何とかしたら再び手に入れることができます。

ですが健康だけは、完全に失ってしまってはもう後戻りはできません。

そんなことを考えていたら、ふと

「薬ゼロにできないだろうか?」いや「もう薬に左右される生き方はしんどい」と強く思ったのです。

もちろん、これは時期もあると思います。

薬によってある程度、エネルギーを貯める力というか、自然治癒力と言うのを回復させなければいけない時期もあるかと思う。

考え方1つで薬が無くなる、というのも嘘臭い。

病気と診断されてしまったがために、仕事や家族まで失うっていうのは、どういう社会なんだろうな。

確かに、仕事を失うのはまだ分かる。

入社したばかりなのに欠勤が続いてしまったら、そりゃあ「あれ?」って思われても仕方ない。

でも、家族って・・・。

体調不良になったから「はい、さようなら」というものなのか?

がんばって仕事に行っていても、常に「お金がない」「こんな手取りでやっていけるわけない」とか言われたらどうですか?

 

僕はもう今年で43歳になるわけですが、えっと離婚した時には既に実家に帰ってきていたから、実家に戻ってきて何年になるんだ?もう5,6年は経ちます。

あっという間です。

今の職場で4年目になるので、6年か。

その6年の間だけを見ても分かります。

精神科の薬は減ったのか? いえ、全く減っていません。むしろ増えた。

精神科を批判をするつもりは毛頭ありません。

僕は結婚のための引っ越しやら、離婚のための引っ越し、更に転職したため、など色々な理由で病院を転々としてきました。

どちらかというと重度な方が通われているような病院

仕事はできるんだけど、ちょっと不安定というような方が仕事帰りに寄っていくような病院

入院できる比較的大きな病院

色々行きました。

しかし、どの病院においても共通することがあります。

それは、「何か不調を訴えると、あっさりと薬が追加される」のです。

そして「調子がいい」と伝えたら薬が減るかと思いきや「様子を見ましょうね」がエンドレスです。

僕は薬を飲むために生きてるわけじゃないんです。

 

人は歳を取っていくごとに「喪失体験」が多くなります。

喪失体験っていうのは、文字通り、何かを失う経験をするということです。

一般的に言われている人生(そんなもの、現在の日本においてはむしろ憧れになりつつあるものだが)

で言えば、40代前半となると、収入でもおそらく最高額くらいのものがもらえており、家庭を持ち、その家庭を守っていく。という時期になっていると思われます。

そんな生き方ができたとしたら、「得る体験」の方が多いんですよね。

収入も増え、役職(地位)も増え、家族も増え、マイホームがどうの、新車を買うとかどうのと言う感じで、「取得体験」が多い時期だと思います。

 

学生生活が終わると、社会人として普通に「正社員」として働き、定年まで勤め、その中で家庭を持ち、定年と共に退職金をもらい、

その後はゆっくりパートタイムかなんかの仕事を少しやっていく。

こういった生き方は、僕が大学生の頃は「当たり前にみんな通っていく道」だと思っていた。

まさか自分が薬漬けになり、そのせいで収入が不安定極まりない生活を送ることになるなんてね。

 

助けてくれるかと思った精神科によって、薬漬けにされてしまう。

本当に薬が必要な方にとって、不愉快な内容であると思います。

 

ですが、僕が15年と精神科に通った経験からすると、精神科を卒業することは、「かなり難しい」と思っています。

また、減薬についてですが、今の精神科の傾向からすると、非常に消極的だと思わざるを得ません。

医師にとっても、これまで何とか活動できていたのに、減薬または断薬によって全く動けなくなってしまう。

ということは避けたいところだと思います。

そのためには、現在飲んでいる薬を減らすと考えるでしょうか?

現在飲んでいる薬は引き続きそのままで、「様子を見る」以外に選択肢がないように思えます。

そうなるともう薬を手放せなくなってしまう。

頭痛薬も、依存性が高いので飲まなければ頭痛が出てくるようになる。

 

もともと僕は精神薬の効果がほとんどありませんでした。

意味がないんですよ。飲む意味が。

 

断酒、食事制限とともに、減薬もしてみたら、体がどう変わっていくか。

無理のない範囲で、進めていけたら良いと思っています。

 

うーん、なんか途中からダメになったな。

精神科や薬を否定するつもりなのではなく、あまりにも長期化しすぎじゃないか?ということを常々思っていたわけです。

「もう飲まない!」みたいに意地を張っているわけでなく、心の底から

「薬、必要ないんじゃないかな?」って思ったため、減薬をしています。

いかん、全てが言い訳がましくなってきた。。。

 

とりあえず、理性を維持したいんです。どんな時も。