あつしの生き方日記

うつ病、HSPとの向きあい方、その他を書きます

39歳を振り返って

こんばんは。

今日は11月15日ということで、僕の誕生日でございます。

いつの頃か、誕生日が特別な日、という認識はなくなりました。

子供が産まれて、子育てに仕事に治療にってやっていると、どうしてもそうなってしまいますよね。

子供の誕生日には、どこかに出かけたり、プレゼントを買ったりとはしますが、元妻との間でも、お互いの誕生日には、特別に何かをするといったことは、なかったなぁ。

 

誕生日が来ると、もうすぐ12月かぁ、って毎年思う。

この1年はどうだったんだろう。

良くも悪くも、とても変化があった年だったと思います。

まだ2019年は終わってはいませんが、39歳という年は、色々な変化があった。

夫婦関係が修復不可能になり、実家に帰った。そして、離婚への準備を始めた。

仕事探しもしながら、弁護士さんと離婚の話し合いをしながら、体調とも向き合ってきた。

今年に入ってからは、HSPというものを知ることができ、大きく考え方が変わった。

目に見えた変化がないため、両親からは「早く、仕事!」と急かされる。

 

生きるって、仕事をすることじゃないんだなって痛感した年でした。

バカげた発想ですが、これまでの僕は働いていなければ存在している価値がない。

と、完全に思い込んでいました。

ただ、それは自分に対してだけ。

他の人が休んでいても、別に何とも思わない。

むしろ、「ゆっくり休みなよ」と声をかける。しかし、自分は休んではいけない。

と思っていました。

治療が長期化してしまったことによる焦りと、周囲の無理解、心無い言葉。

 

突然に沸き起こる、怒り、イラつき、消えたい衝動。

 

無理はできないな、ってことを強く思った。

そして、それはみんな同じではないということ。

僕が休んでいると、僕の周囲の人はどちらかというと「休んでいる場合じゃない!」と怒ることが多かった。

言いたいだけ言わせておけばいい。理解できない人には、何をどうがんばっても理解はできない。

そんな次元で生きていることは、僕にとっては「生きづらさ」として現れてきた。

 

弱くても良い、休んでも良い、しんどくても良い、逃げても良い、強くならなくても良い、楽をして良い、サボっても良い、ブチ切れても良い、

楽しいこと言えなくても良い、ボケなくて良い、怖がって良い

 

僕は、そこまで社交的ではなく、前向きではありません。

ですが、そこまで内気なわけでもなく、そこまで後ろ向きでもない。

ツイッターやブログ、特にツイートのような短い文章の場合、どちらかと言うと、明るい言葉を選ぼうとしてしまう。

または、明るく振る舞おうとしてしまう。

時々、同じようなことで悩んでいらっしゃるツイートを見かけます。

「ポジティブなことしかツイートしてはいけないのか」

僕も経験があります。

ネガティブな、少し拗ねたようなツイートをした際に、その感情を持っていてはいけないかのような言葉をかけられた。

 

すごく深いなと思う感情があります。

それは、「楽しいけれど悲しい」です。

目の前にある楽しいシーンに対する喜び、嬉しさと同時に、その時間がすぐに終わってしまうことへの虚しさや、相手にはどうせ、何とも想われていないんだろうな、と考えて寂しくなる。

常に、色々な感情が、絶え間なく次から次へと浮かんでくる。

そんな中で、猛烈に破壊的な衝動が出てくることもある。

そうかと思えば、「まぁ、良いじゃない」と緩やかに思える時もある。

 

たった1日の出来事が、僕にはかけがえのない宝物だと思う。

その1日で、どれほど多くの感情を抱いたことか。それは、なかなか言葉では言い表せない。

そんな時に、ふと出た言葉が「楽しいけれど悲しい」でした。

 

今後、僕はどうなっていくのか分かりません。

どんな仕事と縁があるか、まだまだこれからです。

 

気分の波があるからと言って、それは弱いわけではない。むしろ、そんな波と真剣に向き合いながら、生きているわけだから、弱いはずがない。

ですが、こうしたことをなかなか周りの人に理解をしてもらえないと、自分でも分からなくなる。

ツイッターにて、悩みを共有でき、理解してもらえる人と繋がることができたとしても、実際の生活の中で対面するのは、理解してくれない人ばかり。

そんな環境で過ごすことは、回復とは正反対の方向へ進んでしまう。

だから、僕は実生活に近づいた繋がりを、作っていきたいと思う。

様々な感情や体調の波を、理解し支えて、共感できる人が身近に増えたら嬉しいですよね。

嬉しいことを求めていけば良いと思う。

心が穏やかになる方向を向けば良い。

温かい言葉が、どれほどに大切で、どれほどに強力かということを身を持って知った1年でした。

 

これで40代になったわけですが、こんな感じで、ブログは続けていきます。

今後ともよろしくお願いします。

それでは、また明日。

おやすみなさい