あつしの生き方日記

うつ病、HSPとの向きあい方、その他を書きます

そんなに速くは歩けません

こんにちは。

お昼の記事です。

 

昨日の、横浜の記事の冒頭にでも触れようかなと思っていたのですが、たぶん、これはこれで長くなると思うので、書いていきたいと思います。

 

タイトル通りです。

これは、物理的な話ですね。

実際、僕は一般成人男性よりも、歩幅が狭く、歩くスピードも遅いです。

ですから、街中を歩いていても、後ろの人がどんどん迫ってきて、追い抜かされていきます。

実は、これには理由があります。

 

僕が精神疾患を発症して、治療を開始して少し経った時です。

まだ最初の会社におり、治療をしながら、仕事に行っていた時です。

新しい抗うつ薬が増えました。それを飲んで2日くらい経った頃でしょうか、普通に出勤し、会社の最寄り駅から、徒歩で会社に向かっている最中に起きました。

左足の、前面の付け根部分が、つったのです。

学生時代には陸上部であったため、足がつる(主にふくらはぎでしたが)ことには、慣れていました。

しかし、今回の部位が足の付け根、腰骨の少し下あたりですね。

そこがつっぱり、一歩も前に踏み出せなくなってしまったのです。

ですが、まだ左足だけだったので、引きずって右足だけで歩きました。

数歩歩いたところで、なんと右足の同じ部位もつってしまったのです。

さすがに焦りました。

少しずつでも歩けないか、と思ったのですが、本当に身動きがとれなくなりました。

ですが、何とかもみほぐしながら、少しずつ歩いて、会社に到着することができました。

おそらく、追加された新しい薬の影響だと思ったので、病院に電話をしたところ、すぐに服用を中止するようにと言われました。

夕食後に服用する処方だったため、その日の夜から飲まないようにすることにしたのですが、勤務中はまだ効果が持続しており、コピーをしに歩くだけでも、しんどかったです。

また、帰りも同じでした。

ただ、何とか家に帰る頃には、少しマシになり、その夜は新しい薬は飲みませんでした。

すると翌日以降、足がつる、という症状は出ることがありませんでした。

 

しかし、以来、足の付け根部分が凝り固まってしまい、可動域が狭くなってしまいました。

それまでは、僕はどちらかというと、歩くのは速い方でした。

駅から歩く時も、他の人を追い抜いていくくらいのスピードで歩いていました。

が、それ以降、歩幅が狭くなり、足を動かすスピードもゆっくりになってしまいました。

その後、ストレッチやマッサージをしたり、筋肉をつけようとトレーニングをしましたが、未だに改善はされていません。

 

一人で歩く時にはそれほど問題にはなりません。

元妻との生活において、非常に苦しいことが起きました。

過去の記事で、元妻(先日、離婚が成立した妻)は、効率的に行動することが何より重要と考えておりました。

なので、スーパーに買い物に行くにしても、売り場まで歩く時間は、「もったいない」わけです。

自分だけが速く歩くだけなら良いのですが、

「そんなにのんびり歩いているヒマないよ?」とか「とろい、のろい!」とか

「ほんとに陸上部だったの?」と言われるわけです。

歩くスピードが遅くなった理由については、もちろん妻にも伝えています。

ですが、

「ふーん、そんなことより、もっと速く、遅い遅い!」

と言われるのです。

 

昨日、横浜にて一人でブラブラと歩いている時も、とてもゆっくり歩くため、どんどん後ろの人が迫ってくるのです。

過去に、人を追い抜いて歩いていた自分は、歩くのが遅い人が前にいると

「おっそいなー」なんて思っていました。

ですから、後ろの人に迷惑かけていないかな、なんて心配もしてしまいます。

さいわい、追い抜きざまに舌打ちされたり、何かを言われたり、という経験はありません。

 

ゆっくりとしか歩けなくなってしまったことにより、色々な事に気づくことができます。

街並みやら、すれ違う人、細い路地の向こう側、また、旅先なんかで気になる「自販機にどんなものが売っているか」なんかを、見ることができるようになりました。

今となっては、それくらいのスピードで歩くことができて、良かったなと思うのです。

 

今後、色々な方々と直接会い、お話できたらいいなと思っておりますが、

歩くのは非常に遅いですが、わざとではなく、そうしか歩けないんです。

 

お昼の記事としては、こんな感じです。

名古屋は曇ってます。そして、やっぱりひんやりした空気の中に、未だに蒸し暑さを感じます。

 

それでは、また夜ね!