コンプレックスについて
こんばんは。
毎度のことですが、書くことを決めていません。
人には何かしら、コンプレックスというものがあると思います。
おそらく、コンプレックスなんて無い、という人はいないのではないでしょうか。
顔、身長、性格、その他色々な部分で、イヤだなって思っているところ。
劣っているなと思うところ。
僕はまぁまぁな強さの色弱を持っています。
ツイートでは詳細まで書ききれないので、今日は僕のコンプレックスについて話そうかと思います。
僕は美術に限らず、芸術系の科目が苦手でした。
工具を使った技術、音楽など。
最も苦手だったのは美術です。
色弱による不都合というものもありましたが、色が関係しないところでも、うまくいかないことが多かったです。
まず、彫刻。
自分の好きなように削って、形を作っていくということに喜びを感じる人は多いでしょう。
でも、僕は全く、楽しさを感じませんでした。
もちろん、そうは言っても、何かしらを作らなければいけないので作業をするのですが、見事に進まない。うまくいかない。
周りが着々と形になっていくのに対し、僕のはまだ何の形にもなっていない。
すると、期限のようなものに間に合わず、未完成のものを評価されてしまう。
技術は、まだマシだったかな。それでも、彫刻と同様、「何かを作る」ということに喜びや楽しみを感じられなかったため、「やらされている感」でいっぱいでした。
音楽についても才能がまるでなく、記憶力だけは良かったので、筆記のテストで点を稼いでいたような感じでした。
中学生~高校生の頃にギターをやってみましたが、さっぱり上達せず、ギターを見るのもイヤになってしまいました。
さて、問題の美術です。
僕が色弱だと分かったのは、記憶を辿れば小学生の頃だったと思います。
よくある、円の中に色々な色の点があり、数字や絵が見えるか。というテストで判明したと思います。
色弱にも色々なタイプがあるようですが、僕は赤、緑どちらの色弱も当てはまるようです。
例をあげると、絵の具の「赤と茶」の区別がつかないため、使う際には、文字を見ないと分からない。
折り紙の「赤と茶」もジーッと見つめてようやく分かる。
色鉛筆も分からない。
また、「ピンクとグレー」が判別できない場合もあります。
「緑とオレンジ」「黄色と黄緑」「黄色と緑」「紫とピンク」・・・
こんな感じです。もちろん、色の濃さやモノにもよります。
そんな具合で日常生活に支障があるか、と聞かれたら、美術の授業や、いくつものデータが色でわけられているグラフ、ぐらいでしょうか。
アパレル関係やデザイン関係の仕事には就くことができません。
また、風景画を描く、という課題で外に出て絵を描くことがありましたが、
何色なのかが分からないことで困りました。
例えば、校舎、アスファルト、土、木の幹、などなど、時間をかけたらもっと出てきます。
何色かが分からないので、色を塗りようがないのです。分からないので。
何とか試行錯誤を繰り返して、完成させた絵を、美術の先生に見せます。
「うわっ、なんじゃこれ!ぐっちゃぐちゃ!」と言われました。
先生がそんなことを言ったことはショックでしたが、
ぐちゃぐちゃなのは十分分かってるので、仕方ないか、と思いました。
先ほど、日常生活にはそこまで大きな問題はない、と書きました。
しかし、何気ない場面で影響が出てきたり、何気ない言葉に傷つきます。
特に元妻は、笑いのネタとして使っていました。
また、ネットに出ている色覚テストを見つけては、僕に受けさせることをしていました。
よくある、「お肉の画像」、片方は良い色なのに、もう片方は腐ったような色。
僕には区別がつきません。
そんな僕を、元妻は笑うのです。
総合的に、「何かを作り出す」ということに楽しさを感じることができなかったということが、僕のコンプレックスです。
それだけではないのですが・・・
なので、絵や工作、音楽で表現できる人が、とても羨ましいです。
僕は、そういった表現ができず、このような言葉、文章による表現しかできません。
それでも、言葉や文章は、誰もが使っている。
虚しさが残ってしまいます。
何をやってるんだろな・・・
すみません、中途半端ですが、これ以上、言葉が出てきません。
また明日!
おやすみなさい